お知らせ
2020年6月15日
国立大学法人滋賀大学
株式会社ドコモgacco
MOOC講座
「高校生のためのデータサイエンス入門」
オンライン講座gaccoⓇで6月19日(金)より開講
国立大学法人滋賀大学(滋賀県彦根市、学長 位田隆一)と株式会社ドコモgacco(東京都港区、代表取締役社長 嶋本由紀子)は、ドコモgaccoが運営するIT環境があれば誰でも無料で受講できる大規模公開オンライン講座「gacco(ガッコ)」にて、「高校生のためのデータサイエンス入門」講座を2020年6月19日(金)より9月18日(金)まで開講します。受講をご希望の方は、gaccoホームページからお申込みください。
受講方法・受講申込などは、以下のホームページをご覧ください。
【受講申込先】
https://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+pt010+2020_06/about
■ 日本初「データサイエンス学部」の講師陣が解説
滋賀大学は、データサイエンスの知識とスキルによってビッグデータに秘められた知見を見つけだし、新たな価値を創造するデータサイエンティストの育成によって、社会の発展に貢献することを目指し、2017年4月、日本初の「データサイエンス学部」を設立。現在、日本におけるデータサイエンス教育の充実を目指し、様々なコンテンツの提供を行っています。
本講座は、滋賀大学データサイエンス学部の講師陣が、データサイエンティストを目指す高校生のために、身近な題材を用いたデータ分析手法の基本を学べる基礎講座として制作しました。データサイエンスの基礎を学びたい社会人にも有益な講座です。2017年から毎年公開しており、これまで約8000名の方が受講されています。
■ 「高校生のためのデータサイエンス入門」講座概要
【講座名】 高校生のためのデータサイエンス入門
【内容】 身近な題材を用いてデータ分析方法を学び、初歩的なデータ分析スキルの獲得を目指します
第1週
- ・この講義の概要とねらい
- ・データサイエンスとは
- ・公的データを入手する
- ・地域経済分析システム(RESAS)の利用
- ・政府統計の総合窓口(e-Statの利用)
- ・代表値
- ・標準偏差
- ・標準化
- ・ヒストグラム
- ・箱ひげ図
第2週
- ・2変数データと散布図
- ・層別データの扱い
- ・相関係数とは
- ・相関係数の特徴
- ・相関係数と因果関係
- ・クロス集計
- ・層別クロス集計
- ・時系列と指数化
- ・時系列の移動平均
- ・時系列の季節調整
【学習期間】 2週間程度(総学習時間 6時間程度)
■滋賀大学について
滋賀大学は、1947年に発足した国立大学法人で、豊かな人間性とグローバルな視野を備えた専門性の高い職業人の養成と、創造的な学術研究への挑戦を通して、人類と社会の持続可能な発展に貢献することを基本理念としています。3C(創造Creation、協同Cooperation、貢献Contribution)を合言葉に、知の21世紀を切り拓いています。
2016年12月、文部科学省の「数理及びデータサイエンスに係る教育強化」拠点校の一つに選定されており、この分野の国内有数の教育研究拠点として「データサイエンス教育の全学・全国への展開」を行っています。
本講座開講も、この取り組みの一つとして行います。
- [学校名] 国立大学法人滋賀大学
- [学 長] 位田隆一(いだ・りゅういち)
- [所在地] 滋賀県彦根市馬場1-1-1
- [URL] http://www.shiga-u.ac.jp/
※ MOOCとは:Massive Open Online Coursesの略称で、「大規模公開オンライン講座」と訳されます。Web上で誰でも無料で参加可能な大規模な講座を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービスです。2012年より米国を中心として、主要大学および有名教授により公開され、2019年現在で、世界中から1億1000万人が受講しています。
* | 「gacco」は株式会社ドコモgaccoの登録商標です。 |