お知らせ


報道発表

2017年7月7日
国立大学法人滋賀大学
株式会社ドコモgacco

滋賀大学データサイエンス学部が
MOOCを活用した高校生向け教育を開始
―gaccoで「高校生のためのデータサイエンス入門」講座を開講―

国立大学法人滋賀大学(以下、滋賀大学)は、株式会社ドコモgacco(以下、ドコモgacco)が運営する大規模公開オンライン講座(MOOC※1)提供サイト「gacco®(ガッコ)」において、「高校生のためのデータサイエンス入門」講座を2017年8月1日(火)15時から開講します。

滋賀大学では、2017年4月に日本初の「データサイエンス学部」を創設しました。データサイエンス学部では、データサイエンスの知識とスキルによって、ビッグデータに秘められた知見を見つけだし、新たな価値を創造するデータサイエンティストの育成によって、社会の発展に貢献することを目指しています。

本講座は、滋賀大学データサイエンス学部の講師陣が、データサイエンティストを目指す高校生のために、身近な題材を用いてデータ分析手法の基本を学べる基礎講座を制作しました。

滋賀大学では、本講座を平成30年度のAO入試※2の前提条件とし、本講座の視聴後、出願時に教材内容に関する課題レポートの提出を求めます。AO入試におけるMOOCの活用は国立大学法人では初の取組みです。

現在、データサイエンス学部の授業において「gacco」の「統計学」講座を活用しており、高度なICT(情報通信技術)活用スキルが求められるデータサイエンス学部にとって、MOOCの活用はAO入試における相応しいものであると考えています。

「gacco」では、これまで15講座のデータサイエンス系講座を開講し、いずれも多くの方にご受講いただきました。その一方で、「初めてデータ分析を実施する人に向けた講座も開講してほしい」という多数の声もあり、それに応える形で本講座の一般公開が実現しました

講座の詳細は、以下のとおりです。

■「高校生のためのデータサイエンス入門」講座概要

「高校生のためのデータサイエンス入門」画像

【講座名】
高校生のためのデータサイエンス入門

【内 容】
本講義では身近な題材を用いてデータ分析方法を学び、初歩的なデータ分析スキルの獲得を目指します

第1週
 ・この講義の概要とねらい
 ・データサイエンスとは
 ・公的データを入手する
 ・地域経済分析システム(RESAS)の利用
 ・政府統計の総合窓口(e-Statの利用)
 ・代表値
 ・標準偏差
 ・標準化
 ・ヒストグラム
 ・箱ひげ図

    

第2週
 ・2変数データと散布図
 ・層別データの扱い
 ・相関係数とは
 ・相関係数の特徴
 ・相関係数と因果関係
 ・クロス集計
 ・層別クロス集計
 ・時系列と指数化
 ・時系列の移動平均
 ・時系列の季節調整

【学習期間】
2週間程度(総学習時間 6時間程度)

【受講申込先】
ウェブサイト
外部リンクhttps://lms.gacco.org/courses/course-v1:gacco+pt010+2017_08/about

※1  MOOC:Massive Open Online Coursesの略。Web上で誰でも無料で参加可能な、大規模かつオープンな講義を提供し、修了者に対して修了証を発行する教育サービス。2012年より米国を中心として、4,500講義を超える主要大学および有名教授によるMOOCが公開され、世界中から3,500万人以上が受講しています。

※2 AO入試:アドミッションズ・オフィス入試の略称。詳細は滋賀大学の募集要項をご確認ください。

【本件に関する報道機関からの
お問い合わせ先】

◆株式会社ドコモgacco
  広報・マーケティング室
担当:岩瀬・草間
TEL:03-3456-1200        
FAX:03-3456-1209
「gacco」「gaccatz」は株式会社ドコモgaccoの登録商標です。